偏差値

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皆さん、こんにちは!

イギリスのコウです。

 

本記事では、偏差値40の田舎の高校生だった私が、世界ランキング・トップ200の海外大学院を卒業するまでの過程で影響を受けた映画「ビリギャル」を紹介します。

 

これは学年ビリのギャルが英語と小論文を勉強し、現役で慶應義塾大学に合格するという実話に基づいた作品なのですが、なぜこの映画を紹介しようと思ったのかというと、サッカー選手になるという夢が叶わなかった学生の「セカンドキャリア」を支える内容だと思っているからです。

 

多くの学生がこのような理由で、進路を決めるのをみてきました。

 

「プロサッカー選手を目指すために、この学校に進学します」

 

私も全く同じことを言いながら、Jリーグのユースでプロを目指すことに集中するため、勉強を強いられない偏差値40の高校に進学したものです。当時は、サッカーだけに集中できる環境(高校は勉強する場所ではなく友達と話す場所)が最高に居心地よかったのですが、前回の記事で自己紹介させていただいた通り、結局高校3年生の夏に、ユースからトップチームに上がれないと「クビ宣告」をされてしまいます。つまり、フルベットしたサッカーで転けてしまい、勉強から逃げてきた私の手元には何も残っていない「最悪の状態」に陥ったわけです。

 

そんな中で、この映画は人生の希望となってくれました。わずか1年足らずで学年ビリの落ちこぼれギャルが慶應大学に現役合格したという実話が、「私も今からやればできるんじゃないか」と脳内の臨場感を高めてくれ、大学受験を諦めないモチベーションとなってくれたからです。

 

もし私がこの映画に出会っていなかったら、きっと勉強して大学進学するという選択肢を自分で消していたと思いますし、それに伴い将来の選択肢も狭まっていたと振り返ります。なぜかというと、超高校級のスター選手でない限り、一般的にサッカー推薦で進学できる大学はかなり限られるからです。

 

保護者目線でも非常に考えさせられる作品だと思いますので、この機会に是非「ビリギャル」をご覧になってみてはいかがでしょうか!