FOOT Be ALL Blog Vol.10
2トップ対3バックのビルドアップ解説
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今回は2トップに対する3バックでのビルドアップについて解説したいと思います。
ビルドアップにおいて大切な考えは「効果的に前進」するという点です。ポゼッションによるビルドアップ、ダイレクトなビルドアップ、様々なビルドアップが存在しますが大切なのは相手に応じた適切な方法で行う必要があり、どれもゴールへ近付くために行っています。そしてサッカーの原理原則として攻めるゴールは前についているので前を目指してプレーすることが第一優先とされます。ただ同時に邪魔をしてくる相手の存在もあるので、駆け引きをしながら失わないようにプレーすることも必要になってきます。そしてその相手がどのように守っているか?によって効果的なビルドアップが変化してきます。まず大枠としてのビルドアップの種類が①ポゼッションによるビルドアップ、②ダイレクトなビルドアップ、この2つです。使い分けの判断基準としては相手がゴールを守っているか、ボールを奪いにきているか、つまりスペースがどこの存在しているか、という話になってきます。攻撃における最大のポイントはスペースという点です。スペースとは空間、すなわち相手が存在していない場所な訳です。つまり、邪魔してくる相手がいない場所=スペース=前進できる可能性が高い、ということです。
整理してみましょう。
・ビルドアップとは自陣からゴールに近付いていくこと。
・良いビルドアップは効果的にゴールに近付けるもの。
・攻めるゴールは前についているので前に進むことを第一優先にプレーする必要がある。
・相手が邪魔してくるのでボールを失わないようにプレーする必要もある。
・効果的なビルドアップではスペースからプレーすることがポイント。
・スペース=相手がいない場所=ボールを失う可能性が低い。
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それでは本題の2トップに対する3バックでのビルドアップについて解説したいと思います。まずポイントになるスペースは2トップの間、2トップの両脇、3つに存在していることになります。なので3バックは2トップの間、2トップの両脇にポジションを取ることが基本になります。注意したいのは味方選手の距離が離れすぎるとパスの距離も遠くなり(=パスの移動時間が長くなり)、相手からのアプローチを受けやすくなってしまいます。またボールを失った瞬間にサイドにいることになってしまうのでカウンターを受けるリスクは上がってしまいます。それを踏まえて最大でもペナルティエリア幅でプレーするのが一般的でしょう。そして隣の選手から確実にパスを受けられるように高さを調整してプレーすることで基本的な3バックのポジショニングは定まりました。
実際のプレーモデル
次にCBについてのプレーモデルを紹介します。基本的にスペースへポジションを取っているので運ぶドリブルや縦パスによる前進を狙うことが可能になります。なのでボールを受ける前には1つ前や2つ前のスペースや相手を認知して、次のプレーとのつながりを作っておきましょう。これが身体の向きになってきます。ボールホルダーが前進を狙っていないと相手DFは味方へのパスを警戒して次受ける選手が苦しくなってしまいます。味方を助け、相手を困らせるためにも身体の向きやボールの持ち方、目線などで前進を常にのぞいておきましょう。
ひきつける(固定する)
ボールホルダーはまず運ぶドリブルや縦パスで前進を伺う。そうすることで相手は必然的にボールホルダー中心にディフェンスをスライドさせたり、コンパクトにしたりします。そうすれば味方にスペースを与えることができるので次プレーする味方は余裕を持ってプレーすることができますし、前進の糸口になることができます。
やりなおす(展開する)
前進を試みた際には当然ですが、相手は阻止しようとしてボール中心の守備を行います。そうして自分の前方にスペースを失った場合には行き止まりになってしまうのでプレーをやり直し、別のスペースから前進を試みる必要があります。やり直す際に大切にしたいのはスピードやテンポです。相手をひきつけて逆サイドにプレーする際に展開するスピードが遅いと相手のスライドが間に合ってしまいます。なので、極端にビハインドを取ったGKを経由してのサイドチェンジや遅いパス、タッチ数の多いプレーになってしまうと守備の綻びが整ってしまいます。
中央の選手を経由してプレーする
ショートパスをつかったビルドアップにおいて大切なコンセプトです。中央の選手を経由してプレーすることは相手を中央へひきつけながらスペースを持った選手へボールを届けることができます。すなわち、ボールを受けた選手で前進できる可能性が高くなります。実際にセンターバックからボランチが一度中で受けてから外にボールを届けることでサイドバックの選手がフリーで前進することが可能になっています。
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