技術と戦術は別々ではない
パス、ドリブル、コントロール、1対1の守備。これらは技術ですが、試合では必ず「何のために使うか」という目的があります。個人戦術を考える時は、技術に戦術的な意図が加わっているかを見ることが大切です。
オン・ザ・ボールの個人戦術
ボール保持者は、パス・ドリブル・シュートなどを使いながら前進や得点を目指します。守備側でボール保持者へ直接関わる選手は、奪う・遅らせる・方向を限定するといった目的を持って対応します。
同じパスでも、「安全に保持する」のか「相手を動かして前進する」のかで意味は変わります。
オフ・ザ・ボールの個人戦術
ボールを持っていない選手もプレーに大きく関わります。サポート、マークを外す動き、スペースをつくる動き、守備のカバーなどです。
ボール保持者だけを見るのではなく、周囲の選手がどんな目的で動いたかを見ることで、試合のエラーを整理しやすくなります。
指導で使う時のポイント
- プレーの結果だけでなく意図を聞く
- 「なぜそのプレーを選んだ?」と質問する
- オン・ザ・ボールだけにコーチングを集中しない
- 状況が変われば正解も変わることを伝える
戦術を覚えることより、自分で状況を見て目的に合う行動を選べることが重要です。
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