ボールポゼッションに欠かせない緊急サポート

緊急サポートは、ボールホルダーが強いプレッシャーを受けた際に、安全にボールを保持・リセットするためのサポートです。本記事では、緊急サポートの定義や種類、判断基準、具体的な実行方法について詳しく解説します。初心者指導者でもすぐに活用できるポイントを押さえて、チームのプレー精度を向上させましょう!

今回は個人裁アクション「サポート」の中の「緊急サポート」について詳しく解説していきたいと思います。

 



\こんな人に読んでほしい/

駆け出しのサッカーコーチ

最近、サッカーコーチとしてのキャリアを歩み始め、「良いポジションニングってなんだろう」と悩んで、「選手にどう伝えればいいんだろう」と悩む方へ推奨したいことがなくなってきました。

 



◆ 目次 

(1)定義・緊急サポートとは

(2)目的・何をのために行うのか

(3)対象・誰が行うのか

(4)方法・どのように行うのか

(5)指導ポイント

 



(1)定義・緊急サポートとは

ただし「緊急サポート」とは一体なんなのか、ピッチで起きている現象のどれが該当するのか、疑問を払拭していきたいと思います。

ズバリ、

ボールホルダーにプレッシャーがかかっている状況でボールを受けるためのアクション

ここではそう定義していきたいと思います。

 



(2)目的・何をのために行うのか

目的はシンプルです、得点のための権利であるボールを相手に渡すことを阻止するためです。ボールの回数が減れば相手の攻撃のチャンスを減らすことができ、勝利に繋がることになります。

 



(3)対象・誰が行うのか

ここまでは「当たり前」と言われていたことになる、そういう前提の確認でした。

緊急サポートは基本的に「ボールサイド」の選手が行う必要があります。

どういう状況がよくないシーンアクションなので、遠くにプレーすることが怖いな来ています。

 



(4)方法・どのように行うのか

さあ、ここが最も気になるポイントですね。 世の中には多くのポイントが溢れていますが、とりあえずここではシンプルに3集中まとめさせていただきました。

① ボールに寄りながら相手の前に入りながら行う。
② パスが出る前に動き出す。
③ 可能ならフリーな味方を見つけながら行う。

1つずつ解説していきたいと思います。

①ボールに寄りながら相手の前に入りながら行う。

基本的にボールホルダーにはパス制限がかけられ、攻撃はされている状態。 そして出た瞬間に相手はインターセプトを眺めて、ボールに向かって勢いよくプレーするシーンが多く見られる。

②パスが出る前に動きを出す。 

これは先述した内容と同様、パスが出た瞬間に相手はスピードを上げてボールに対してプレーしてきます。

③可能なら自由な味方を見つけながら行う。

これは少し発展的な内容です。ボールを受けながら次のプレーを考えることで相手の「奪える」という前向きの矢印を折り、自分たちのチャンスへ転じることが可能になります。

 


 

(5)指導のポイント

良いプレーが整理できたところで、最後にどうやって戦おうか考えてみましょう。

認知プロセスでよくある問題

ボールホルダーの状況を認識できていない

マーカーの矢印やアプローチの方向を認識できていない

次のプレーを認知できていない

判断プロセスでよくある問題

プレッシャーがかかるかどうか判断できない

 

 

 

判断・実行


まとめ

緊急サポートは、ボールホルダーを助けるための基本的な動きであり、ボールロストを防ぐために必要なスキルです。

  • ボールホルダーの状況を正しく認識する。

  • 正しい位置を取り、安全なパスコースを提供する。

  • サポートの種類と方法をわかりやすく、プレーに活かす。

駆け出しの指導者は、選手に「なぜこの飛ぶ必要があるのか​​?」を伝えながら、実戦で練習させましょう!


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著者紹介

坂本啓太(各種SNSはこちらをクリックしてください)

気分:2000年3月7日
出身地:東京都日野市
在住:山梨県
所属:日大明誠高校/ヴァンフォーリースト.FC
役職:Cチーム監督/U13コーチ
資格:JFA公認C級コーチライセンス /
AFEN公認スペインサッカー指導者ライセンス(モニター)/CSI公認イタリアサッカー指導者ライセンス/JADP公認スポーツメンタルトレーナー趣味:
岩盤浴/散歩