海外キャリア ~外国人と働く中でぶち当たる壁~
こんにちは!イギリスのコウです。
筆者はこんな人:
・大学まで日本→イギリス大学院→現地就職(スポーツ関連企業)
・スポーツビジネス専攻
・海外生活5年目
本記事では、外国人と密に働く中で、私自身が困難に感じた経験を共有します。
将来、外国語を使って働きたいと考えている学生にとって、日本では経験したことのない種類の困難があることを知っていただいのと同時に、そのチャレンジに向き合うことによって何が得られるのか、また外国語を使って働くことの魅力を感じて欲しいなと思います。
では早速、私が海外で働いてぶつかった壁というは何かというと、「そんなこと説明しなくてもわかるでしょ?なんで察してくれないの?」という不満です。
日本人は非常に親切で、相手の状況を察して手を差し伸べるということを自然に行える方が多い印象ですが、私の職場にいる多くのイギリス人は、自分の責任問題のみにエネルギーを集中しているイメージがあります。
どういうことかというと、私がイギリス人の同僚に頼み事をする際には、「ここに証拠があるように、誰々からあなたに頼むように指示が出ているから、これをお願いします」というように、非常に理屈っぽく伝えないと了承が得られないケースが多々あります。
日本人的な感覚だと「こんなに理屈っぽく、自分のせいじゃない感をアピールする言い方でコミュニケーションをとってウザがられないかな」と心配になりますが、このコミュニケーション方法がこっちではスタンダードであることに気がつきました。(あくまで私の生活圏における個人的な肌感覚ではありますが)
同時に、このような体験こそ外国人と一緒に仕事をする醍醐味でもあると感じています。
生き残るためには、自分の中の「当たり前」を変えざるを得ないシーンに日常的に遭遇するので、それによって問題解決力がものすごく鍛えられる気がします。
ですので、外国人と働くことの不安はものすごく共感できますが、長い人生の中でたった1年だけでも挑戦してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!