皆様、はじめまして。今日からコラムを書かせてもらうことになりました杉崎達哉です。ここでは私が現在生活しているドイツのサッカー事情や暮らしを中心にお伝えしてきます。
今回は初めてなので簡単な自己紹介をさせて頂きます。ドイツに来たのは 2005 年 7月、サッカーの指導者として日本サッカーのレベルを少しでもアップしたいとの思いからこの地を選びました。
指導当初は「楽しむサッカー」を学びました。そこから「サッカーが上手くなりたい選手」へのアプローチ、そして「プロ選手として活躍したい選手」を育てるために、自分自身もトップチームがブンデスリーグ(当時 3 部)に所属するクラブへ移籍しました。
その後、2016 年 5 月にドイツサッカー協会Aライセンスを取得、2016/17 シーズンには U-15 の 1 部リーグ(ブンデスリーガ相当)でケルンやドルトムントといったドイツトップクラブと監督という立場で采配を振るいました。さらに同シーズンに行われたフットサルの全国大会ではクラブ史上初の優勝も経験することが出来ました。ドイツ国内で、街の弱小クラブからキャリアを始めトップリーグのチームを指導した経験は、日本人はおろかドイツ人でも稀な例ではないかと自負しております。
2017 年からは個人のスキルを上達させることを目的に設立されたパーソナル トレーニング会社「proffac」に唯一の日本人社員として採用され 3 年間勤め上げ、現在は独立して活動しています。そして 2024 年からは夢でもあったドイツでサッカーアカデミーも立ち上げました。
20 年近くのドイツ生活で培った経験と豊富なネットワークは私の大きな財産であり強みです。これらを活かし一人でも多くの少年少女がドイツの地で貴重な経験を積んで、その後の人生の助けにしてもらえれば幸いです。みんなとドイツで会えることを楽しみにしています!!