TRで獲得させやすい要素
✅ デスマルケ
スピードやリズムの変化が重要になりますが、そもそも短い時間でハイスピードを出すために必要なスタンス(パワーポジション)を獲得できてない選手もいると感じました。
少し膝を抜き、親指にパワーを溜めておく。
そうすることでスピードアップ / スピードダウンがスムーズに行えると思います。
✅ シュート
マークを外すことに精一杯になってボールの側に軸足が置けない選手が多い印象でした。そして弱いシュートや甘いコースにいってしまう。
デスマルケの勢いを最後のワンステップで殺し、蹴り足にパワーを。
✅ シュートキャンセル
シュートと同じモーションでシュートキャンセルを行いたい。
そして、相手で逆足でブロックしてきたときにはシュートキャンセルして切り返したい。
ゴール前において最大のフェイントになると思います。
✅ ステップワーク
基本はサイドステップで、それが良いシュートブロックに繋がる。
スタンスも重要、上記同様パワーポジションの維持を。
✅ シュートブロック
基本は鏡足で対応すること、切り返しに対応できるから。
TRを行う中での懸念点
✅ 運動強度の確保
強度が上がりきらない印象です。
待ち時間は他のエクササイズを準備して心拍数をあげて行うことが必要かもしれません。
✅ GKの有無
GKがいない場合はミニゴールでシュートコースにこだわることを促します。
GKがいれば特に問題はないと思います。
✅ 怪我のリスク管理
2ボールの傍にマーカーを置きますが、軸足の邪魔にならない距離に置くことが怪我予防につながると思います。
✅ リアリティに欠ける
あくまでTRの導入時に適切なTRになると思います。
具体的なシチュエーションのTRは本質からハズレがちで面白みから離れます。