集中力を科学する #1 〜マインドフルネス編〜

集中力を科学する #1 〜マインドフルネス編〜

読む 集中力を科学する #1 〜マインドフルネス編〜 1 分 仕事や学校のことを考えてしまって眠れないあなたへ

ついつい関係ないことが頭に浮かんできて、気がつくと注意散漫。

最近は軽度のADHDを多くの人が持っているなんて話もよく聞きますね。

そんなあなたに「集中力」を高めるための方法をお伝えしていければと思っています!

集中力を科学する #1 〜マインドフルネス編〜

集中力とは

集中力というのは鍛えられると言われていて、その方法がマインドフルネスと呼ばれます。そもそも「集中状態」というのは脳のモードの1つで「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(Central Executive Network / CEN)」という状態を指しています。

脳にはどんな機能があるのか

他のモードも以下にご紹介したいと思います。

  • セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(Central Executive Network / CEN)
  • デフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network / DMN)
  • セイリエンス・ネットワーク(Salience Network / SN)

引用元:科学的側面からみたマインドフルネスとその実践【後編】

何か遂行するために集中している時はCENの状態であり、日常の無意識でいる時はDMNであり、DMNとCENの切り替えの役割を果たしているのがSNである。

マインドフルネスの方法

・安定した姿勢で目を瞑る。
・呼吸や周りから聞こえてくる音、肌に当たる風に意識を向ける(CEN)。
・雑念が浮かび上がってきたら(DMN)、それに気が付き(SN)、手放したり、浮かび上がってきたこと自体を観察する(CEN)。

このサイクルを繰り返すことでCENの時間を長く深くしたり、DMNからCENの切り替えの時間を早くすることが集中力を高めることにつながります。

筆者は暗闇にポツンと居る自分自身を客観視したり、深い海に落ちていく感覚を持ちながら実践しています。額の裏側(前頭前野)に意識が向けてみるのもいいかもしれません。

どのくらい継続が必要なのか

1日10分程度を約8週間継続することで効果の実感を得られると研修結果もあります。

参考:コロナ期間中におけるマインドフルネスの効果調査を実施 / PR TIMES