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記事の全編では、TRメニューの進め方やコーチングポイント、
自チームに最適な形へとアレンジする方法を紹介しています。
オーガナイズポイント
✅ 攻撃方向の明確化。
普段のロンドだとボールポゼッション自体が目的になってしまいがちなことからゴールを設け、あくまでゴールまで届ける手段であったり、ゴール周辺のスペースに余裕をもたせるためにポゼッションを行いたいという狙いです。
✅ ノルマの難易度設定。
4vs1ロンドということで基本的にビルドアップシチュエーションを想定した練習メニューとして考えています。
そこで鍵となるのが「フリー」から前進を狙うということで、「フリー」でなければノルマの達成が難しいものをゴールとして設定する必要があります。
ここではミニコーンに当てるという対象を小さくしたことで難易度を調整していみます。
✅ プレー回数の最大化。
ミニコーンに当てる際にボールがどこかへ転がっていくのを防止するためにボール回収用としてゴールを設置しました。
練習環境に応じて工夫が必要であると感じます。ネット付きのフットサルコートや体育館、広いグラウンドなど環境に応じてプレー回数の確保のために適応する必要があります
レベルアップポイント
✅ 守備側の負荷が高く、3vs1にすると攻守のバランスが良いかも。
✅ ボールを奪ったあとのノルマ設定（グリット突破やシュート等）でトランジションも含めることで継続性がもたらされ、リアリティが高まる。
✅ 上記同様、ノルマ設定により守備側のモチベーションが明確になる。
奪ってドリブル突破やシュートができることで「奪いたい！」という気持ちが発生し、守備の強度も自然と増す。
獲得しやすいテーマ
✅ 攻撃 / 戦術面 - 次のプレー（ゴールやフリーマン）の認知
✅ 攻撃 / 技術面 - パス&コントロールのテクニック面
✅ 攻撃 / 戦術面 - 前進と保持の切替
✅ 守備 / 戦術面 - ゴールを隠す
✅ 守備 / 戦術面 - ボールの移動中にプレッシャー
✅ 守備 / 戦術面 - ゴールへ帰る
✅ 切替 / 戦術面 - プレッシャーとブロックの切替
