ボールキープは「技術」だけでは決まらない
ボールを失った場面を見て、すぐに「もっと強くキープしよう」「体を入れよう」と声を掛けるだけでは、根本的な改善につながらないことがあります。
大切なのは、そのプレーのどこに問題があったのかを整理することです。Pieceでは、プレーを認知・理解・判断・実行の流れで捉え、原因を見極める考え方を大切にしています。
1. まず観察する
ボールを失ったという結果だけを見るのではなく、その前に選手が何を見ていたか、味方や相手の位置を把握できていたかを確認します。
2. 原因を考える
味方のフリーな選手が見えていなかったのか。見えていたが別の選択をしたのか。判断は合っていたが技術的に失敗したのか。原因によって声掛けは変わります。
3. 解決策を提示する
認知に問題があるなら「いつ・どこを見るか」。判断に問題があるなら「どんな状況ならどの選択が効果的か」。実行に問題があるなら体の使い方やボールの置き所へ落とし込みます。
指導者が持ちたい視点
キーファクターを伝えることが目的になると、試合の文脈から離れてしまいます。選手のプレーを観察し、原因を特定してから必要なコーチングを届ける。この順番が、選手にとって納得感のある指導につながります。
海外や国内の現場で感じた育成・指導について、Pieceでは今後も実践ベースで紹介していきます。
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